【序章】
ヒトなし、モノなし、カネもない、実績がないから信用もない、「ないないづくし」が創業期の経営。
創業から5年、10年、30年、50年…と企業は年輪を刻む。
やがて、ヒトあり、モノあり、カネもある。実績ができてブランドも確立する。信用もできる。
しかし、その「ありあり環境」の中で何かが衰える。何かが不足してくる。
その一つが熱意・誠意・創意の結晶ともいえる「創業の精神」の衰退だ。
「不易流行」は、その事を指摘している。
不易とは、時代・環境が変わっても変えてはいけない事。「創業の精神、原理・原則、基本と定石」
流行とは、変えていかねばならないこと。「意識革新、行動革新、システム革新」
「古くして古い企業は衰退する」 又、「新しくして新しいだけの企業もまた難しい」
この現実を直視し、いかに「存続」するかを探究し、継続繁栄へのサポートをする使命感を持つ人がコンサルタント
である。
「一人では何もできない」 しかし、「一人で始めなければ何も始まらない、何も変わらない」
創業とはそのようなものだと思う。
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